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イントロダクション

このリリースノートには、 Ubuntu 17.10 (Artful Ardvark)のリリース概要とUbuntu 17.10とそのフレーバーに関する既知の不具合を記述しています。

サポート期間

Ubuntu 17.10は2018年7月までの9ヶ月間サポートされます。長期サポートを必要とする場合は、Ubuntu 16.04 LTSの使用をおすすめします。

公式フレーバーのリリースノート

公式フレーバーのリリースノートはこちらで確認できます。


Ubuntu 17.10を入手する

Ubuntu 17.10をダウンロードする

インストールイメージは、以下からダウンロードできます。お近くのミラーからも入手できるでしょう。

インストールイメージのダウンロードサイト:

http://releases.ubuntu.com/17.10/ (Ubuntu DesktopとServer)
http://jp.releases.ubuntu.com/17.10/ (上記の日本ミラー)
http://cdimage.ubuntu.com/ubuntu/releases/17.10/release/ (より利用数の少ないイメージ)
http://cloud-images.ubuntu.com/daily/server/artful/current/ (Ubuntu Cloud Images)
http://cdimage.ubuntu.com/netboot/17.10/ (Ubuntu Netboot)
http://cdimage.ubuntu.com/kubuntu/releases/17.10/release/ (Kubuntu)
http://cdimage.ubuntu.com/lubuntu/releases/17.10/release/ (Lubuntu and Lubuntu Alternate)
http://cdimage.ubuntu.com/ubuntu-budgie/releases/17.10/release/ (Ubuntu Budgie)
http://cdimage.ubuntu.com/ubuntukylin/releases/17.10/release/ (Ubuntu Kylin)
https://ubuntu-mate.org/download/ (Ubuntu MATE)
http://cdimage.ubuntu.com/ubuntustudio/releases/17.10/release/ (Ubuntu Studio)
http://cdimage.ubuntu.com/xubuntu/releases/17.10/release/ (Xubuntu)

Ubuntu 17.04からのアップグレード

デスクトップ環境でのアップグレード手順は次のとおりです:

  • システム設定から「ソフトウェアとアップデート」を開きます。
  • 3つめの「アップデート」と書かれたタブを選択します。
  • 「Ubuntuの新バージョンの通知」のドロップダウンメニューを「すべての新バージョン」にします。
  • Alt + F2を押してコマンドボックスに"update-manager -c"と入力します(ダブルクオーテーションは付けません)。
  • 「ソフトウェアの更新」が開いて、次のように表示されるはずです: 「17.10 が入手可能です」
    • 表示されない場合、"/usr/lib/ubuntu-release-upgrader/check-new-release-gtk"を使用することもできます。
  • 「アップグレード」を押し、画面に表示される指示に従います。

サーバー環境でアップグレードするには、次の手順を用います:

  • update-manager-core をインストールしていない場合はインストールします。

  • /etc/update-manager/release-upgrades の Prompt 行が normal に設定されていることを確認します。

  • sudo do-release-upgrade のコマンドでアップグレードツールを起動します。

  • 画面に表示される指示に従います。

注意: サーバーのアップグレードではGNU screenを使用しており、通信が切断されてしまった場合などでも自動的に再アタッチします。


アップグレードされたパッケージ

Linux kernel 4.13

Ubuntu 17.10はLinuxリリースシリーズ 4.13 をベースにしています。これには、新しいIBM z14メインフレームCPACF命令およびKVMの新機能のサポートが含まれています。

ネットワーク設定

ifupdown は非推奨となり、 netplan の使用が推奨されています。 ifupdown は新規インストール時にはインストールされなくなりました。インストーラーはnetplanの設定ファイルを /etc/netplan に生成します。これはsystemd-networkdやNetworkManagerを通じてシステムのネットワークを設定します。デスクトップユーザーの場合は、これまでのリリースの場合と同じように、システムは完全にNetworkManagerを通じて管理されます。しかしながらサーバーのユーザーは、新規インストール以降はsystemd-networkdを通じてネットワークデバイスを管理することになります。これは新しいインストールにのみ適用されます。

ifupdownがデフォルトでインストールされないため、このパッケージに含まれるコマンドは存在しません。つまり ifup および ifdown は使用できず、それぞれ ip link set $device up および ip link set $device down に置き換わります。

ネットワークデバイスの概要を確認するのであれば、networkctlコマンドを利用できます。 networkctl status はシステムのIPアドレスに関する現在の全体的な状態を表示します。 networkctl status $device ではあるネットワークデバイスに限定して、詳細を表示します。

netplanに関する詳細は、 man 5 netplan コマンドを使用してマニュアルページを参照してください。

Ubuntu デスクトップ

  • 32ビット用 インストーラーイメージはUbuntu Desktopにはもう提供されません。

  • Ubuntu DesktopはUnityに代わり GNOME を使用するようになりました。

  • サポートされているシステムでは、 Wayland がデフォルトのディスプレイサーバーとなりました。従来のディスプレイサーバーも次の方法で利用可能です: ログイン画面で歯車マークから Ubuntu on Xorg を選ぶだけです。

  • LightDMに代わり GDM がデフォルトのディスプレイマネージャーとなりました。ログインスクリーンは仮想端末7に変わって、仮想端末1を使用しています。

  • ウィンドウ操作のボタンが2010年以来初めて に戻りました。

  • GNOMEにより提供されるアプリは 3.26 にアップデートされました。GNOME3.26についての詳細は、 GNOMEのリリースノート を確認してください。

  • ドライバーレスプリンティングサポートIPP EverywhereApple AirPrintWi-Fi DirectMopria のデバイスでも使えるようになりました。 17.04からの指示 に従ってください。

  • プリンター設定は設定アプリで行うことができます。 デバイス を選んで、 プリンター を選んでください。このツールは以前に使用されていたsystem-config-printerと同じアルゴリズムを用いて、プリンターの特定とドライバーの選択をおこなっています。また、できるだけ多くのプリンターをサポートするため、ドライバーレスプリンターを最大限使用します。プリンターの共有といったいくつかのオプションがないことに注意してください。これらのオプションを利用するには、 利用可能なプリントキューのリストの末尾にある 追加のプリンター設定... をクリックします。すると、古き良きsystem-config-printerを利用することができます。

  • Amazon アプリは標準のウェブブラウザーを使うようになりました。

  • デフォルトのスクリーンキーボードがOnboardに代わり、GNOMEの Caribou になりました。

  • カレンダー が繰り返しのイベントをサポートするようになりました。

  • LibreOffice5.4 にアップデートされました。

  • Python 2 はデフォルトではインストールされなくなりました。Python 3は3.6にアップデートされました。

  • Rhythmbox ミュージックプレイヤーはUbuntu Budgie開発者のDavid Mohamedが作成した 代わりのユーザーインターフェイス を使用するようになりました。

  • 設定 アプリが再設計されました。

  • シンプルスキャン はワークフローとデザインが一新され、GNOMEのコアの一部となっています。

  • システムログが、systemdのジャーナルのログを閲覧するアプリである ログ に置き換わっています。

  • Ubuntu GNOME フレーバーは終了しました。Ubuntu GNOMEを利用している場合は、Ubuntuにアップグレードされます。Ubuntuのデフォルトのエクスペリエンスが気に入ればログイン画面の歯車から Ubuntu を選んでください。

  • より上流のバージョンのGNOMEを試したい場合は、 gnome-session をインストールして、ログインスクリーンの歯車から GNOME を選んでください。もしより多くのコアアプリをインストールしたい場合は、 vanilla-gnome-desktop メタパッケージをインストールしてください。

Ubuntu サーバー

qemu 2.10

QEMUはリリース2.10に更新されました。

前回のリリースである2.8からの変更点は、2.92.10のChangelogを参照してください。

多くの変更点の中には、ユーザーや管理者が追加で対応が必要かもしれない項目も存在します:イメージのロック機能が実装され、標準で有効になりました。これは一般的にはより安全になる変更ではありますが、いくつかのユースケースにおいては明示的にロック機能を無効化する(イメージを共有する)オプションを設定しないと問題となる可能性があります。具体的にはツールサブコマンド--force-shareオプションを使うか、share-rw qdevプロパティを設定します。

訳注:オリジナルのdqevはqdevの間違い(コミットログから明らか)

ツール=qemu-img
サブコマンド=qemu-io

libvirt 3.6

Libvirtはバージョン3.6に更新されました。 詳細はChangelogsを参照してください。

LXD 2.18

LXDは2.18に更新されました。

主な新機能は次のとおりです:

  • ネイティブなCeph RBDのサポート
  • クラウドインスタンスタイプ機能のサポート
  • "lxc init"の設定項目をyamlで渡せるように
  • クライアントライブラリーの刷新
  • ストレージ操作の改善(ボリュームのリサイズ、アタッチ時の自動リマップなど)
  • クライアントツールのさまざまな改善

詳細はChangelogsを参照してください。

DPDK 17.05.2

Ubuntu 17.10では、DPDKの最新安定版17.05.2を導入しています。

詳細については、安定版の17.05.117.05.2のアナウンスに加えて、リリースノートを参照してください。

このリリースにより、Open vSwitch 2.8へ統合することが可能になりました。

Open vSwitch 2.8

Open vSwitchはバージョン2.8に更新されました。

詳細はリリースノートを参照してください。

バージョン2.7から、dpdk-devargsおりDPDKデバイスを指定しなくてはならないことを忘れないでください。

新しいBind9のKSK

DNSサーバーであるbind9は、2017年7月11日公開された新しいKey Signing Key(KSK)を取り込んだバージョンに更新されています。2017年10月11日以降はこのKSKがルートゾーンの鍵を署名し、その後そのルートゾーンの鍵が実際のルートゾーンを署名します。詳細は以下を参照してください:

既存のインストール済みのbind9については、RFC 5011に従って自動的に鍵がアップデートされるはずです。しかしながら2017年10月11日に行われるロールオーバー以降の新規リリースにおいては、この新しいパッケージに更新するか鍵を手動で更新する必要があります。

訳注:2017年10月11日に予定されていたKSKロールオーバーは2018年以降に延期されました。

cloud-init

バージョン17.1に更新されました。以下の新機能が導入されています:

  • Python 3.6サポート
  • IPv6設定されたEC2インスタンスのサポート
  • クラウドサービス検知の最適化による起動速度の高速化
  • cloud-initでのnetplan yamlのサポート
  • 開発者向けにcollect-logs、analyze、schemaサブコマンドの追加
  • 「ubuntu-bug cloud-init」経由でのApport機能の実装
  • 多くのユニットテスト、統合テストの導入によるカバレッジの改善

curtin

バージョン0.1.0~bzr519-0ubuntu1に更新されました。以下の新機能が導入されています:

  • UbuntuとCentOSのネットワーク設定のサポート
  • より柔軟なUEFI/GRUB対応
  • mdadmサポートの改善
  • Ubuntu Core 16の対応
  • bcacheサポートの改善

Samba

Sambaはバージョン4.6.7に更新されました。

4.6.xシリーズにおける主な変更点は以下のとおりです:

  • Multi-process Netlogonのサポート
  • RPCサービスで使われるTCPポートの管理設定の追加
  • AD LDAPとレプリケーションのパフォーマンス改善
  • DNSの改良

プリントサーバーのOSバージョンとしてWindows Server 2003 R2 SP2をアナウンスするようになりました。

testparm(1)にIDマッピングのチェックが追加されました。デフォルトのIDマッピングバックエンドとして使うことが許可されていないバックエンドがいくつか存在します。不正なバックエンドがデフォルトのバックエンドとして設定されていると、Winbindは起動しないようになりました。

日本語翻訳版独自の記述

日本語入力(インプットメソッド)について

新規インストールの場合

Ubuntuを新規インストールした場合、インプットメソッドはIBusになります。右上のキーボードステータスアイコンから「日本語(Mozc)」を選択し、日本語の入力を開始してください。

アップグレードの場合

Ubuntu 17.04をインストールし、何もしていない場合はアップグレード後自動的にIBusに切り替わります。ただしibus-mozcパッケージはインストールされていないため、aptコマンドでインストールするか、[設定]-[地域と言語]-[インストールされている言語の管理]を起動し、[言語サポートが完全にはインストールされていません]の[インストール]からインストールしてください。

インストール後、一度ログアウトして再ログインし、[設定]-[地域と言語]-[入力ソース]の[+]ボタンをクリックし、[日本語]-[日本語Mozc]を追加してください。

Ubuntu 17.04をインストール後手動でFcitxに切り替えていた場合は、17.10にアップグレード後も引き続きFcitxが選択されていますが、[Ubuntu]セッション(Waylandセッション)ではFcitxは起動しません。ログイン時に[Ubuntu on Xorg]セッションに切り替えるか、ibus-mozcパッケージのインストール後[設定]-[地域と言語]-[インストールされている言語の管理]を起動し、[キーボード入力に使うIMシステム]を[IBus]にしてログアウトと再ログインし、[設定]-[地域と言語]-[入力ソース]の[+]ボタンをクリックして[日本語]-[日本語Mozc]を追加してください。

Ubuntu 17.04をインストール後、IBusに切り替えていた場合、あるいはUbuntu GNOME 17.04でIBusを使用していた場合は、特にすることはありません。

既知の問題

予想される通り、あらゆるリリースと同じように、今回のUbuntu 17.10のリリースにもユーザーが陥りそうな重大な既知の不具合がいくつか存在します。現時点で判明している不具合(およびいくつかの回避策)をここに記録しておきます。これらの不具合については、再度報告する必要はありません。

特定のLenovoおよびAcerシステムのBIOSとの非互換

Ubuntu 17.10で提供されているLinux 4.13カーネルのバグにより、このバージョンのUbuntuをブートした後、ユーザーはBIOSの設定を、システムのブート順序も含め、一切変更することができなくなります。

この問題の修正を含むカーネルはzesty-updatesですぐに利用可能になりますが、Ubuntu 17.10のインストーラーイメージはこのバグを持つカーネルを含んだままとなります。影響を受けるシステムのユーザーは、この問題が解決するまでUbuntu 17.10にアップグレード あるいは、Ubuntu 17.10インストーラーイメージの起動 をするべきではありません。これらをご自身のコンピューターで行った場合、BIOSの機能を回復させるために専門のサービスを受けることになるかもしれません。

既知の、影響を受けるシステムの完全なリストは 1734147 で確認することができます。

もし、すでにUbuntu 17.10を影響を受けるシステムにインストールしてしまっている場合、Ubuntuがディスクから起動し続けるため、この問題にすぐには気づかないかもしれません。お使いのシステムがこのバグによる影響を受けるかどうかを確かめる方法は、Ubuntu 16.04デスクトップイメージのUSBスティックを作成し、それをブートさせてみることです。もしそれをブートすることができれば、お使いのシステムはこのバグにより影響を受けてないと言っていいでしょう。

Desktop

  • GreeterでBluetoothオーディオデバイスを使用できません。これはログイン画面でスクリーンリーダーのようなアクセシビリティ機能を使っているユーザーにとって問題となりえます。一度ログインすれば、すべて想定通りに動くはずです。
  • Wayland上のGNOMEではいくつかの管理者ツールが動作しません。これは管理者権限が必要な機能のためにPolicyKitを使うように実装されていないためです。一部のスリーンショットアプリやスクリーンキャストアプリ、すべてのリモートデスクトップサーバーもWayland上のGNOMEでは動作しません。回避手段として、Ubuntu on Xorgセッションを利用できます。詳細については、アップストリームのリリースノートにある既知の不具合と大きな変更点を参照してください。

  • ライブセッションを終了すると「A start job is running for」エラーで固まることがあります。遭遇した場合は、強制的にコンピューターの電源を落としてください。(1706939)

  • DockとAppindicatorのシステム用の拡張機能はGNOME Tewaksのようなツールからは「オフ」になっているように見えます。(これらはオンになってはいますが、無効化できません。Ubuntuセッションにおけるシステム用の拡張機能だからです)。(1718850)

  • xserver-xorg-input-synapticsがインストールされている場合、Ubuntuデスクトップにおいてマウスとタッチパッド設定はうまく動作しません。Unityのようないくつかのデスクトップ環境においては、xserver-xorg-input-synapticsが必要になります。 (1686081)

  • 「Ubuntuをインストール」メニューからUbuntuインストーラーを起動した場合、スクリーンリーダーが動作しません(1719995)。しかしながら、ライブセッションからインストーラーを起動した場合は動作します。

  • GNOME 3.26のカラー絵文字機能はUbuntu 17.10では利用できません。
  • Trackerは標準ではインストールされません。インストールしたら、trackerサービスを起動するために一度ログアウトして、ログインしなおしてください。(1697769)

  • コントロールセンターで「ユーザー」パネルを開くと動作が緩慢になります。
  • GTX970チップセットのようなNVidiaグラフィックスハードウェアを使用している状態で、DisplayPort経由で外部スクリーンに接続しているとシステムの起動に失敗します。(1723619)

  • ラップトップに外部モニターを接続していると、ログイン画面はラップトップ側のスクリーンにのみ表示されるか、いくつかのケースでは表示されないことがあります。(1723025)

  • 「UEFIインストールを強行する」という警告ダイアログが入力イベントに対して応答がなくなり、この状態でインストーラーが固まります(1724482)。このような問題を回避するために、UEFIパーティションがない状態では、UEFIインストールを行わないでください。grub-installerが失敗します。

  • 既存のLVMインストールされたシステムに対してインストール時に「ディスク全体を使う」を使用すると、インストーラーが間違ったブートデバイスを選択し失敗します(1724417)。代わりにカスタムパーティショニングを選択した上で、コンボボックスから手動で正しいブートデバイスを選択してください。

Server

  • s390xアーキテクチャーでは、KVM仮想マシンのインターフェース名がアップグレード前後で維持されず、新しいPredictable Interface Nameが使われます。この結果として、/etc/network/interfacesで不正な名前が使われることになり、ネットワークが切断されます。ethXなインタフェース名を維持するようSRUによるアップデートを準備中です。(1682437)

  • パーティショニング設定において、/bootパーティションを分離することなく複数のデバイスにまたがったLVM設定を行えてしまいます。これにより、インストールの最後でブートローダーのインストールが失敗してしまい、結果的に起動にも失敗することになります。(1680101)

  • 同じ名前のボリュームグループがインストール中に見つかった場合、LVMの設定を削除できません。Partitionerは複数の同じ名前で衝突するボリュームグループを検知した場合のインストールをサポートしていません。これは例えば個別にUbuntuのLVMインストールを行ったディスクドライブを複数接続した状態で、Ubuntuを再インストールしようとしたときに遭遇します。回避策としてインストールの前か、もしくはインストーラーに組み込みのシェルを用いて、ディスクドライブをフォーマットしてください。(1679184)

  • cio_ignoreブラックリストはインストール後に有効化されなくなりました。cio_ignore (s390x)のようなインストール時のパラメーターがすべて、インストール後のシステムに反映されるわけではないからです。回避策は/etc/zipl.confを編集し、IPLを更新するためにsudo ziplを再実行することです。(1571561)

プリンター

  • USBプリンターは自動的に設定されず、IPP-over-USBはまったく動作しません。GNOME設定の「デバイス」の「プリンター」からUSBプリンターを設定してください。可能であれば、特にドライバーレスプリンティングにおいては、プリンターをネットワーク(EthernetやWi-Fi)に繋ぐか、この問題が修正されるまで17.10へのアップグレードを保留してください。(1721839)


公式フレーバー

公式フレーバーの各リリースノートは、以下のリンクで参照できます:


より詳しい情報

バグレポート

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Ubuntuに参加するには

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Ubuntuに関して

Ubuntuに関するより詳しい情報は、UbuntuのWebサイトUbuntu wikiを確認してください。

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ArtfulAardvark/ReleaseNotes/Ja (last edited 2017-12-20 09:56:46 by popo1897)