新機能

共通インフラストラクチャ

Linux v3.2.14 Kernel

Ubuntu 12.04 LTSは、メインラインカーネルv3.0系から、v3.2系に更新されました。リリース時点では3.2.0-23.36カーネルが採用されています。このカーネルはアップストリームのv3.2.14 stable Linux kernelをベースにしています。メインラインカーネルv3.0からv3.2の間に、多くの新機能が追加されました。主要な点は次の通りです。

11.10で採用されているUbuntuカーネル3.0.0-12.20からの更新点は、次の通りです。

Upstart 1.5

Upstartをバージョン1.5に更新しました。より詳細な情報が、Upstart Technical Overview(未訳)にあります。

GNU Toolchain

Ubuntu 12.04には、デフォルトのtoolchainとしてGCC 4.6.3 (Linaro GCC 4.6-2012.02の修正を追加したもの)、binutils 2.22、eglibc 2.15とLinaro gdb 7.4-2012.04が含まれます。

11.10と比較した場合、toolchainはマイナーバージョンの変更とバグフィックスだけが追加されています。10.04 LTSと比較した場合、GCCのアップデートが含まれます。

より詳細な情報は、アップストリームの情報を参照してください(GCC-4.6, GCC-4.5, binutils, gas, ld, gdb)。

Python Toolchain

Java Toolchain

Javaのデフォルトランタイムは、OpenJDK 6b24 (IcedTea 1.11.1)です。OpenJDK 7u3 (IcedTea 2.1)を追加パッケージとして導入することもできます。

既知の問題点

起動とインストール・インストール直後の問題

アップグレード

12.04.2の追加事項/日本語訳版独自の項目

Kernel

Libvirt

PrecisePangolin/ReleaseNotes/ja/CommonInfrastructure (last edited 2013-04-02 12:34:22 by hito)