## page was renamed from PrecisePangolin/ReleaseNotes/Ubuntu ||<>|| = Ubuntuの新機能 = ##startPreciseReleaseNotesDesktop = デスクトップインターフェース = * 新しいアプローチとして、手軽な検索やアクセス、Indicator操作を実現する「HUD」(Heads-Up Display)機能が搭載されました。「Alt」キーを押してから文字や単語を入力することで、関連するメニュー項目が表示されます。この機能はあいまい検索をサポートしています。行いたい項目を選択し、「Enter」キーを押すことで実行できます。検索には「その時点で選択されているアプリケーション」のメニュー項目や、表示されているIndicatorアイテム(Eメール管理や音楽再生、セッションのログアウトなど)も含まれます。これまでの操作とは異なり、検索して選択するだけで、ありとあらゆる操作を行うことができます。 * システムの設定には、新しい"[[http://www.omgubuntu.co.uk/2012/02/privacy-controls-minor-ui-tweaks-land-in-ubuntu-12-04/|オプション]]"が追加され、Unityの見た目や挙動をカスタマイズできるようになりました。 * [[http://www.omgubuntu.co.uk/2012/01/nautilus-quicklist-adds-bookmark-support-for-precise/|Nautilusのクイックリスト]]サポートがUnity Launcherに追加されました。 * !ClickPadは、タッチパッドの表面に物理ボタンが統合されたデバイスです。Ubuntu 12.04ではこうしたデバイスのサポートをさらに強化し、!ClickPadデバイスのボタンを押さえたまま、別の指でマウスカーソルを操作することができるようになりました。 * !ClickPadサポートは、「Click Action」機能と競合してしまうため、追加の制御が必要になります。Click Actionにより、複数の指でタッチパッドに触れた状態でクリックすることができます。Ubuntuのデフォルト設定では、Click Actionとして、「二本の指がタッチパッドに触れている状態でボタンが押された場合、右クリックとみなす」機能が設定されています。しかしながら、これは!ClickPadで求められる操作と競合するため、!ClickPadデバイスでは、12.04においてはClick Actionは無効に設定されています。 * 多くのSynaptics製!ClickPadは、そのままの状態で動作します。Appleの!MacBookトラックパッドも同様です。Apple Magic Trackpadや、より多くのSynaptic製!ClickPadは、次のリリースで対応する予定です。 * Network Managerは、dnsmasqを用いて名前解決の信頼性を強化し、また、VPNセッションにおけるDNSの使い分け(split-DNS)をサポートします。[[http://www.stgraber.org/2012/02/24/dns-in-ubuntu-12-04/|こちら]]に詳しい情報があります。 * IPv6とIPv4は、Network Managerから等しくサポートされるようになりました。「ネットワークに接続された状態」になるために、IPv4アドレスは必須ではなくなりました。 == デスクトップアプリケーション == * デフォルトの音楽プレイヤーは、[[http://projects.gnome.org/rhythmbox/|Rhythmbox]]に変更されました。以前と同様、Ubuntu One Music Storeも含まれています。 * [[http://www.libreoffice.org/|LibreOffice]]は3.5.2に更新されました。 * [[https://live.gnome.org/|GNOME]]は3.4.1に更新されました。GNOME 3.4の[[http://library.gnome.org/misc/release-notes/3.4/|リリースノート]]を確認し、新機能や改良項目を確認してください。ごく簡単な抜粋は次の通りです。 - ファイル操作(Nautilus)が、アンドゥ操作に対応しました。 - 同梱されるゲームが[[http://bobthegnome.blogspot.com/2011/12/gnome-games-modernisation.html|現代化]]され、現実的なヘルプや整理されたメニュー、そしてなめらかなインターフェースを実現するようになりました。 * [[http://remmina.sourceforge.net/|Remmina]]+FreeRDPが新しいリモートデスクトップクライアントになりました。[[http://projects.gnome.org/vinagre/|Vinagre]]+rdesktopに変わる新しい選択肢です。 * IcedTea Javaプラグインは、ubuntu-restricted-addonsパッケージの一部としてはインストールされなくなりました。パッケージとしては残っており、個別にインストールすることは可能です。(Bug:889171) == ソフトウェアセンター == * 新しいソフトウェアをソフトウェアセンターから導入した場合、必要なlanguage supportパッケージ(インターフェースの翻訳やスペルチェック機能・ヘルプファイル等)を自動的に導入するようになりました。もしこれを削除したい場合、ソフトウェアのインストール後に「言語サポート」を開いてください。 * パーソナライズされた「おすすめ機能」をオプトイン方式で有効にできます。この機能を利用することで、ユーザーはカテゴリーやアプリケーションごとに「おすすめ」情報を入手することができます。 * 支払いの方法として、[[https://www.paypal.com|PayPal]]をサポートしました。 * Web Directoryを用いることで、友だちにアプリケーションを勧めることができます。 * 複数のスクリーンショットや、動画による紹介をサポートするようになりました。 * 起動時間や全体の動作を高速化しました。 * ubuntu-backportsプロジェクトから複数のバージョンのソフトウェアを導入するための機能を強化しました。 == Ubuntu One == * コントロールパネルやインストーラー、セットアップウィザード、フォルダーの同期の追加/削除設定などが一新されました。 * Proxy環境での動作を更新しました。 * Ubuntu One Contacts sync機能は、Evolutionをサポートしなくなりました。 ##EndPreciseReleaseNotesDesktop <> = インストール = == 概要 == Ubuntuのインストールを、よりシンプルにする一方で、ディスク設定の選択肢を拡張しました。それぞれの操作の詳細説明を見直し、選択した操作の結果を、より分かりやすく把握できるようにしています。 UbuntuのDesktop CDから起動されるインストーラーは、インターネットに接続されていれば、既存のUbuntu環境をアップグレードしたり、あるいは再インストールしたりすることができます。 == ダウンロード == Ubuntu 12.04イメージは、以下を用いることで近くにあるミラーサイトからダウンロードできます。 * http://www.ubuntu.com/download これ以外のイメージは、以下から入手できます。 * http://releases.ubuntu.com/12.04/ (Ubuntu) * http://cdimage.ubuntu.com/releases/12.04/ (Ubuntu DVD, プリインストールARMイメージ、ソース) * http://cdimage.ubuntu.com/netboot/12.04/ (Ubuntu Netboot) == システム要求 == Ubuntu 12.04の最低メモリ要求は、Desktop環境を用いる場合は384MBです。 注意:環境によっては、システム上のメモリがグラフィックカードによって専有されることがあります。もしもシステムにぎりぎり最低限のメモリしかない場合、インストールに長い時間がかかる可能性があります。しかしながら、ひとたびインストールが完了すれば通常通り利用することができるでしょう。 少ないメモリしかない環境では、インストーラーから「Ubuntuをインストールする」を選択して起動するか、Desktop CDではなく、Alternate CDを用いてください。 = アップグレード = == Ubuntu 11.10からのアップグレード == デスクトップ環境のUbuntu 11.10からのアップグレードを行うには、「アップデートマネージャー」を利用してください。これにより、次のようなメッセージが表示されるはずです。「新しいディストリビューション '12.04' が利用可能です」。「アップグレード」ボタンを押し、画面に表示された手順に沿って作業を進めてください。 == Ubuntu 10.04 LTS から Ubuntu 12.04へのアップグレード == Ubuntu 10.04 LTSのユーザーは、7月に予定されている最初のポイントリリースまで、アップグレードを待つことをおすすめします。 デスクトップ環境のUbuntu 10.04 LTSからネットワーク経由でアップグレードを行うには、次の手順を用いてください。 1. 「システム」→「システム管理」→「ソフトウェアソース」とメニューを辿ります。 1. 「アップデート」タブを開き、「新バージョンの通知」を開き、「長期サポート版」を選択して「閉じる」ボタンを押します。 1. 「Alt」キーと「F2」キーを同時押しして、開いたウインドウに「update-manager」と入力します。 1. 「再チェック」ボタンを押し、新しいアップデートを確認します。もし既存のアップデートがある場合は、「インストール」ボタンを押してすべて適用しておきます。適用が完了したら、もう一度「再チェック」ボタンを押します。 1. 新しいリリースがある旨のメッセージが表示されるので、「アップグレード」ボタンを押し、画面に表示された手順に沿って作業を進めます。 == 他のリリースからのアップグレード == Ubuntuの他のリリースバージョンを利用している場合、まず11.10にアップグレードしてから12.04にアップグレードしてください。 11.10へのアップグレードに関する情報は、[[https://help.ubuntu.com/community/OneiricUpgrades| upgrade instructions ]]を参照してください。 == システム要求 == * 32bit環境での最低メモリ容量は、384MBです。64bitインストールでは512MBが最低限必要です。最低容量ぎりぎりのシステムでは、Desktop CDからの起動時に「Ubuntuをインストール」を選択して起動し、完全なLive環境は動作させずに、メモリへの要求を削減することを強く推奨します。 * Ubuntu 12.04のインストールイメージは、PAEをサポートしない古いコンピューターをサポートしていません。該当するコンピューターを利用している場合、まず10.04か11.10をインストールし、そこから12.04にアップグレードしてください。もしくは、LubuntuかXubuntuのイメージを利用してください。12.04よりも新しいリリースでは、PAE非対応のコンピューターには対応しなくなります。 = 既知の不具合 = <> == デスクトップインターフェース == * LiveCDを利用し、一部の言語(例:フランス語)を選択し、「Try Ubuntu」を選択して起動した場合、キーボード配列が「その言語における適切なデフォルト」になるのではなく、あやまってUS配列になってしまいます。このバグを回避するには、CD起動時の一番最初のスプラッシュ画面でキーを入力し、利用したい言語を選択しておく必要があります。(Bug:985065) アップデータを適用し、この問題を解決してください。 * Unity Dash (Launcher最上部にある「Ubuntu」ボタンを押すか、あるいはキーボードの「Super」キーを叩くことで表示されるウインドウ)が、妙にゆっくりと、あるいは非常に反応がにぶい状態になることがあります。これは一定の条件下で画面表示を再描画しようとするときに生じます。(Bug:980924) * Unity Launcherにおいて、アプリケーションアイコンを「登録」し、右クリックして「登録を解除」する操作を繰り返すと、ランチャーに表示されなくなることがあります。この状態を脱するには、一度ログアウトして再度ログインしなおす必要があります。これは「Bamf」と呼ばれるアプリケーション監視フレームワークに関連しています。 (Bug:978401) * AMD製GPUを利用した環境で、かつ、「fglrx」ドライバを利用している場合、ウインドウのタイトルバーが正常に表示されません。問題を改善するパッケージをアップデータとして提供する予定です。 (Bug:770283) * 一部のNVIDIA製GPUを搭載し、かつ、プロプライエタリドライバを利用している環境では、ウインドウを移動させたり、大規模な画面更新が行われるタイミングでティアリング(ちらつき)が発生することがあります。 (Bug:600178) ##= Changes since 11.10 = ## ## * CD Images: [[PrecisePangolin/ReleaseNotes/UbuntuDesktop/UbuntuCDNew|New Packages]], [[PrecisePangolin/ReleaseNotes/UbuntuDesktop/UbuntuCDVersion|Version Changes]], [[PrecisePangolin/ReleaseNotes/UbuntuDesktop/UbuntuCDRemoved|Removed Packages]] ## ## * Alternate Images: [[PrecisePangolin/ReleaseNotes/UbuntuDesktop/UbuntuAltNew|New Packages]],[[PrecisePangolin/ReleaseNotes/UbuntuDesktop/UbuntuAltVersion|Version Changes]],[[PrecisePangolin/ReleaseNotes/UbuntuDesktop/UbuntuAltRemoved|Removed Packages]] ## ## * DVD Images: [[PrecisePangolin/ReleaseNotes/UbuntuDesktop/UbuntuDVDNew|New Packages]],[[PrecisePangolin/ReleaseNotes/UbuntuDesktop/UbuntuDVDVersion|Version Changes]], [[PrecisePangolin/ReleaseNotes/UbuntuDesktop/UbuntuDVDRemoved|Removed Packages]] ## ##= Changes since 10.04 LTS = ## ## * ? add in highlights (with links to where more detailed information can be found) ## ##'''TODO pitti/skaet: mine release notes from prior releases for content''' == デスクトップアプリケーション == * [[http://projects.gnome.org/evolution/|Evolution]]メールクライアントが、IMAP(ならびにIMAP+)環境でフォルダーをリネームないし移動させた場合に、あやまって削除してしまう問題があります。フォルダーのリネームや移動をする代わりに、コピーを行なうことを推奨します。 (Bug:957341) = サポート期間 = * 5年間(Long Term Support)